第５回 博麗神社例大祭にて頒布する「守矢神社 盃セット」につきまして少し補足をしたいと思います。

この盃セット、神奈子様の盃を作ろうと思い立って始めたのですが、結局3人（？）分造ることになってしまいました。

ですから、神奈子様ありきのセットなのです。

それに、この盃「蛇の目」って言います。　蛇つながりなんですよ。

（蛇の目は「きき酒」に使われる盃で、透明度が解るよう藍色の蛇の目模様を底に描いた盃のことです）

神奈子様（５勺サイズ）

神奈子様は胸に掛けている鏡をイメージしました。

神奈子様と言えばあの髪型と御柱と言うイメージかもしれませんが、

（御柱はともかく、髪型を盃にするのにはかなり無理が……）

まずこの盃を思いついたのには訳があります。

詳しい事は「諏訪探訪」の上社本宮の項を見て頂きたいのですが、

風神録のモデルとなった諏訪大社には「眞澄の鏡」と言う鏡があります。

この鏡は上社の３種の神器と呼ばれる物で、諏訪のお酒「真澄」もここから取ったものです。

盃に鏡のごとく酒を満たし、飲む。 そのお酒が「真澄」だったら、「真澄の鏡」じゃないかな？

ということで、神奈子様の鏡をイメージした盃になりました。

諏訪子様（３勺サイズ）

諏訪子様はあの帽子と衣装をイメージして作りました。

神奈子様よりも小さめな盃です。

早苗さん（２勺サイズ）

早苗さんは髪飾りの蛙と蛇をイメージして作りました。

こちらは諏訪子様よりも少し小さめの盃です。

この３つの盃は、マトリョーシカ人形のように入れ子にする事が出来ます。

（別に、ただそれだけですが……、収納するときコンパクトかもしれません。）

（注：入れ子状になりますが、盃が割れやすくなるので、お取り扱いにはご注意ください）

うちのシングルCDでは恒例の作業ですが、下図の赤線あたりで折っていただくと、ジャケットがCDにうまく収まります。

イラスト右下隅の、「ロケ地」の文字の左側あたりが目安です。

（几帳面な方は、前回に引き続き左端から12cmのところから折ってくださいませ）

まりスペに引き続き、今回の郷花愁咲も下図の赤線あたりで折って頂くとジャケットがCDケースに上手く収まるようになってます。

（何だ、このアバウトさは！　と、お思いの几帳面な方は、左端から12cmのところから折ってくださいませ）

すいません。今回もお買い上げの皆様のお力を借りてしまおうと言う、確信犯的なスタイルです。

また、今回使用したCD包装用のビニールがあまりにもペランペランなので、恐らく元に戻すのは困難だと思いますので、

ジャケットの紙を折って保存していただければ保存しやすいかな、と。こう思う次第で御座います。

「郷花愁咲」にはおまけデータとして、次回作の「紅月奏夜」に収録予定の曲から一つ完成しているものを、

CD内のHTML解説書にMP3データとして一曲丸々掲載しています。

郷花愁咲　EX Music Data　：次回作「紅月奏夜」より　ほおずきみたいに紅い魂（ソウル） -Tonight is a Big Band Remix-　β版

（original：東方紅魔郷より　「ほおずきみたいに紅い魂」）

なお、あくまでもβ版なので実際に収録されるものとは異なる可能性があります。

まりスペをお買い上げの皆様へ、ちょっとした小ネタを。

「まりスペ」はジャケットがCDケースよりも大きいので、出荷時のビニールの袋に戻していると言う貴方！

下図の赤線あたりで折ると、ジャケットがCDケースに上手く収まります。

このジャケットは、出荷時もケースに収めるように折った場合でも、文字が折り目に掛からないようになっているのです。

「まりスペ」は、当初からスリムCDケースにしようと決めていたのですが、スリムCDケースは裏ジャケット絵を作る事が出来ません。

そこで曲名を入れる裏ジャケットと表の絵を一体化して、くるっと巻けば良いのでは？

と言う事でこのジャケット絵が生まれました。

（折って収納できるように、使用する紙も光沢紙で極力薄い紙を使用しています。

お買い上げいただいた方で、CDの収納にお困りの方は是非！